花粉症の話

例年よりも早い訪れな
気がしますが

アレルギー症状の方が
出てきました。

花粉症は
花粉によって発症するアレルギー疾患です。

アレルギーは、本来ウイルスや細菌などの
異物を排除するために働く免疫が

食べ物や花粉などの物質に
過剰に反応することで起こる症状です。

【花粉症=免疫の暴走】と私は考えます。

免疫反応は体を守るために重要な働きです。
本来、体に害のない物質であるはずが
突然過剰に反応してしまいマイナスの
働きを引き起こしてしまいます。

何故??花粉症になるのか?

●先天性や遺伝性
●食べ物
●ストレス
●お酒・タバコ
●睡眠不足
●運動不足
●環境の変化
●有害物質の影響
●笑顔が少ない?
●声を出さない?

挙げたらきりがないですが

時代の変化とともに患者数は
年々増加傾向であると言われています。
その増加の要因の1つに
腸内環境の変化があると思われます。

免疫の役目を担う細胞が集まっている
「腸」は重要な免疫器官です。
免疫に関わる細胞の約60%は
腸内に存在するとされています。
人の腸内には細菌が、1,000種類以上
約100兆~1,000兆個あると言われています。
免疫機能の発達・維持には腸内環境(腸内細菌)が
大きな役割を果たしていると考えられています。

腸内環境とは腸内に住みついている
腸内細菌のバランスよって変わり

人に良い影響を与える善玉菌と、
悪い影響を与える悪玉菌があります。

腸内環境が良いというのは善玉菌が多い状態で、
腸内環境が悪いというのは悪玉菌が多い状態です。

簡単に知ることができる方法は

「おならの臭いです」

おならの成分は鼻や口から取り込んだ空気
大腸内の細菌が食べ物かすを分解して出す
水素やメタンなどです。
これらは本来は無臭のガスで
おならは一般的に臭いがしません。
しかし、悪玉菌に分類される
腐敗菌の「ウェルシュ菌」などが増えることで

スカトールやインドールなど
腸内で臭い物質を作り出します。

それにより悪玉菌が優勢となることで
腸内環境が悪化し
おならや便が臭くなる仕組みです。

話は戻ります。

腸内環境が悪化することで
腸内にある免疫を担う細胞の働きに異常が生じます。

異常な細胞が増えることで
腸本来の働きに異常が波及すると

吸収・蠕動運動・分解の働きが鈍くなったり

逆に活発になりすぎることで
「便秘」・「下痢」・「腹痛」・「ガス漏れ」

の症状が引き起こしやすくなります。

花粉症=免疫の暴走

暴走を起こした細胞を
落ち着かせるも…
悪化させるのも…
日常生活の行いによって左右されます。

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2025年01月27日