なすについて
インド原産で中国に渡り、観賞用植物として栽培され
その後、食用に移り変わりました。
日本へ8世紀頃、中国から伝わり
ナスの栽培は江戸時代に盛んになったと言われています。
ナスの枯れた茎や根は昔から止血や利尿、むくみの解消などの
目的に古来より利用させれきました。
また秋に枯れたナスの花を干して灰になるまで焼いて
粉末にし歯に塗りつけることで歯の痛み収まると古い文献に記載されています
なすの効能
- 体にこもった余分な熱を収める
- 血流の滞りをなくし、出血を防ぐ
- 利尿作用で、腫れを解消すると同時に痛みを止める
- コレステロール値の降下作用
- 老化防止作用‥‥ポリフェノールの作用による抗酸化作用
体質の相性
「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉があります。
所説色々な話がありますが、その一つにナスは体を冷やす作用が強い性質の野菜になるため胃腸や子宮を冷やすため、妊婦には注意が必要とされる食材です。
夏バテの解消には優れた食材になります。
体がほてりやすく、のぼせやすい「肝陽亢盛」の方には適した野菜です。
しかし、体を冷やしやすいため
「胃腸虚弱」・「冷え性」・「貧血気味」の方には、あまり適さないため
程々に食べて頂けると幸いです。