【花粉症治療】
鍼灸治療で花粉症の
軽減もしくは完治ができるのか?
完治は難しい……か
軽減は可能!
これが私の答えであります。
さらに付け加えると
鍼灸治療+食事が大事です。
私の治療は痛い場所だけでなく
背中やお腹
手足にも必要ならば鍼を刺します
なぜなら
全てのツボは内臓と
繋がっているとされるからです
人間は、筋肉や骨や脳、臓器があっても
エネルギーとなる物質を入れないと
人間は生命活動ができません。
逆に良い食材を摂取しても
胃腸の状態が悪いと
せっかくの食材を生かすことが
できません。
食べ物を口で咀嚼して胃腸で吸収して
体の栄養素を取り込んでいます。
単純な考えですが
胃腸を整えることが
体を良い方向に導くには
重要であると私は思います。
話はもどります。
花粉症の治療で大事なツボ(経穴)
「大巨(だいこ)」
正確にはこのツボ周辺が反応点であります。
右大巨と左大巨
同じツボですが
体質、症状によって使い方はことなります。
右大巨は免疫に関与する場所です
花粉症等の症状改善には
重要なツボと考えています。
小腸(回腸)~盲腸(虫垂)~大腸の
移行部に位置するツボであります
盲腸の先端にぶら下がっている「虫垂」には
リンパ球の集まった場所(虫垂リンパ組織)が
あります
何らかの免疫に関与しているの
ではないかと私は考えます。
腸内細菌(腸内バランス)に
重要な機能であると思われます。
さらに小腸と大腸の間に「回盲弁」
が存在し内容物の逆流を防いでいます。
回盲弁があることで以下のような作用が起こります。
~胃回腸反射~
食事摂取後、胃の中に物が入ると
回盲弁が開き小腸から大腸へ
内容物が送り始めます。
大腸の運動が活発になり
直腸に便を送り出す。
正常に機能が働く
・栄養素を吸収できるように
小腸の内容物を留まらせる。
・大腸の内容物の逆流を阻止する。
・大腸の運動を活発にする
正常に機能が働かない
・上手に吸収できないため
過剰に排出してしまう(下痢)
・大腸の運動が低下(便秘)
一番感じるのは
最近若い方で多く診られる
「過敏性腸症候群(IBS )」
患者さんの多くは右大巨が硬く
押すと圧痛がある。
花粉症と
免疫、腸内環境、自律神経
かなり繋がりがあり
一度に治療できるツボ
それが
大巨
毎年花粉症が辛い方
自宅で簡単にできる養生として
「大巨」の腹部マッサージにより
腸内を刺激することで症状緩和に
繋がるかもしれません。
左大巨は
またお話できればと思います。
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