鍼灸師の雑談

サイト管理人のブログです。

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残暑の滋養強壮

残暑が残る
日々が続くため

体に気を入れるために
とろろ汁を食べに行きました。

お店によって
とろろ汁の出汁が異なり
私個人的には
【一松園】
がオススメです。

とろろ汁の【山芋】
東洋医学的な効能を
お話したいと思います

【別名】長芋、山薬

【性·味】平、甘

【帰経】脾、肺、腎

「腎」を養い
「脾·胃」を整え
「肺」を潤す
✳肺=皮膚と考え、皮膚を潤す

補脾止瀉
養肺止咳
補腎縮尿

滋養強壮と、胃腸機能の働きを良くするので
疲れやすい、食欲不振、最近風邪を引きやすい
などの体力低下、免疫低下症状が
ある方はオススメな食材です。

#鍼#鍼灸#鍼治療#鍼灸院
#静岡市#静岡#ランチ#とろろ汁
#食養生

2024年10月05日

血糖値スパイクの対処方法

「血糖値スパイク」を抑制するためには

糖質を我慢するのが一番ですが

我慢ができれば、苦労せず悩みもありません。

食欲は人間の三大欲求の一つです。

美味しい物を我慢するのは

逆にストレスホルモン(コルチゾール)
が大量に放出され不健康になる
可能性があります。

しかし本能のまま
怠惰な食事は確実に
身を滅ぼします。

ならどうすれば????

食べたら動けば良い‼!動いて消費‼!


【筋トレ】

最高の健康法だと私自身は思います。

心・技・体すべてを鍛え

10年・20年先の健康へも繋がり

筋トレ=健康

体に良い点しかありません
※悪い点もありますが
良い点しかないので色々考えるならまず行動です。

それでは筋トレが体に作用する良い点を
お話したいと思います。


①筋量が増えることで基礎代謝の向上

②基礎代謝向上により体温が上がる

③体温が上がることで免疫力が高まる

④免疫力が高まり感染症及び癌細胞が弱まる

⑤筋肉が増えることで糖消費量が上がり
 血糖値が下がりやすくなる

⑥筋肉は糖を取り込み血糖値の
 調整を行う働きがあるため
 筋量が増えることで糖の貯蓄と消費が高まる。



⑦筋トレをすることでインスリン(血糖値を下げるホルモン)の感受性が高まりインスリンの効きが良くなる

⑧筋トレにより脂肪細胞の軽減により
インスリンの効きを悪くさせる
物質が作られるのを抑える。



⑨筋トレをすることでストレス耐性が高まり
ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が低下する



⑩ストレスホルモンの軽減により
ストレスを受けにくい体となり
精神状態が安定しやすくなる。

どうでしょうか

挙げればきりがありません
最高ですよね

しかし筋トレもハードに
行うとケガや病気(主に循環器疾患)に
なる場合もあるためご自身の体の状態に合わせて
少しずつ行うことが重要です。

最初は自宅でのスクワットや
500mlのペットボトルでのトレーニング
からでも良いかと思います。

いきなり激しいトレーニングは
ケガのリスクを高めます。

最初の1~2ケ月は継続するのが大変ですが
3ヶ月頑張れば楽しくなっているはずです。

食事で一つお願いしたいのは


「早食いせず、よく嚙んで食べる」


満腹中枢を咀嚼運動により刺激することで
食べ過ぎ肥満予防に繋がります。
また咀嚼運動は口周辺の筋肉を使うため
微々たる消費量ですが
塵も積もれば山となるかと思います。

#筋肉 #筋トレ##静岡市#静岡#鍼灸#鍼#鍼治療
#血糖値 #自律神経失調症 #生活

2024年09月28日

心の不調を引き起こす 血糖値スパイク⁉

「血糖値」と聞くと、誰もが連想するのは

「糖尿病」ではないでしょうか?

最近の研究では糖尿病だけでなく

「心=感情」の変化と血糖値が深く関係していることが分かってきました。

人間の体は一定以上に血糖値を上げ過ぎたり、
下げ過ぎたりしない仕組みになっています。

しかし、日々の暴飲暴食による糖質の過剰摂取とストレスにより

生活習慣・食習慣の悪循環に陥り

清涼飲料水・お菓子・洋菓子・菓子パンなど毎日摂取しないと

我慢ができない体になってしまい

倦怠感・疲れ・下半身の浮腫み・胃腸の不調から

やがて病は進行してしまい
慢性疲労症候群・うつ病・自律神経失調症・パニック障害など

診断されて初めて、自分自身の体の状態に気がつきます。

近年、心の病を発症する方がかなり増えています。

疲れたら甘い物……
ご褒美に甘い物……
たまに心の休息も大事ですが
毎日の摂取は注意が必要です!!

【食の乱れこそ心の乱れ】

【部屋の汚れは、心の汚れ】誰かが言ってました

ストレス状態に晒される
    ↓
血糖値が下がり低血糖状態となり
    ↓
これらを解消しようと甘い物が欲しくなる
    ↓
血糖値が上がりインスリンが過剰に分泌され再び血糖値が急降下
    ↓
低血糖となり異常な食欲が増す
    ↓
悪循環となり「反応性低血糖」状態となる。

恐ろしいのは、血糖値スパイクを繰り返していると
高血糖・低血糖に偏りやすくなり精神状態に浮き沈みが発症します。

さらに膵臓が正常に働かなくなり、必要以上に血糖値を下げようとする

「反応性低血糖症」になっているかもしれません。

主な症状には
・やたら眠くなる
・疲れやすい
・やる気が起きない
・集中力が続かない・
・不安、動悸といったものがあります。

これらが低血糖からくるものとは気づかず
体調不良に悩まされている方がいます。

さらに膵臓の働きが悪くなり血糖値を下げるホルモンが出づらくなると
「糖尿病」となり網膜症・神経障害・腎障害を引き起こす
恐ろしい病気です。

甘い物がやめられない・常に欲する方は

もしかしたら血糖値スパイクに陥り

悪循環から抜け出せなくなっている可能性があります。

2024年09月23日

お酒について

安くて飲みやすくて簡単に酔う。

このような理由でストロング系と呼ばれる

缶酎ハイを好んで飲む人が増えているのではないでしょうか?

しかし、「ストロング系は体に悪い」「依存性があるなど」

コロナ感染症以降、家でお酒を飲む頻度が増えたため

精神科医師の間では「ストロング系はやばい」とお話される方も一定数います。

缶酎ハイには、商品名や原材料に「スピリッツ」・「リキュール」と表記されています。

リキュールとスピリッツどちらもアルコールの種類として販売されています。

ストロング系と呼ばれる缶酎ハイの多くはスピリッツから作られています。
※スピリッツの種類をお話すると長くなりますので
ここでは省略させて頂きます。

スピリッツから作られるお酒の多くはアルコール度数7~9%であり

アルコール度数7%を超える缶酎ハイをストロング系と呼んでいます。

目安

7%のお酒500ml 一缶  アルコール量28g
9%のお酒500ml 一缶  アルコール量36g
厚労省が推進する一日当たりのアルコール量平均20g程度とされています。
あくまで目安となりますので個人差が生じます。

やはりストロング系の酎ハイは、一缶である程度のアルコール量を
摂取してしまうため健康面からみても控えめにした方が良いかと思われます。

お酒は「百薬の長」と言われ少量嗜む程度は

居酒屋に出向き談笑し楽しく飲むことで更に相乗効果が生まれ

体の力が抜け、血液が巡り、気分の高揚が起こり、ストレス解消になりますが
度が過ぎる程の量は、明らかに病のリスクを高めます。

私自身もお酒が大好きで、以前は何も考えずに飲んでいましたが

ある時から頭痛と倦怠感の症状が出ることに気づきました。

リキュールで作られるお酒を飲んでもあまり症状がでませんが

スピリッツで作られるお酒を飲むと体調が悪くなります。

現在は、一切スピリッツ系の缶酎ハイは飲みません。
私の体質に合わないのかもしれませんが
体感的に好ましいと思えません。

ストロング系の缶酎ハイに関する健康被害の論文・研究のデータは見当たりませんが
お酒を飲まれる際は、少し見て頂けるとよいかと思います。

2024年09月08日

免疫力の低下症状

【免疫力】は、病気にならないように人を守ってくれている力です。
人が自分にとって有害なものを識別して排除していく防衛機構です。
免疫力が高い人であれば病気になりづらい傾向にありますが、免疫力が低下している方は
感染症を患ったり病気になったり体調を崩したりします。
病気や体調不良になるかどうかは、免疫力の強さが大きく関与していると言えます。

免疫力の低下により起こりやすい病気や症状には
癌の他にも各種感染症など、多々あります。
具体的には、帯状疱疹、結核、肺炎、歯周病、口内炎、口唇ヘルペス、インフルエンザ、感冒、突発性難聴、尿路感染症、カンジダ症、性器ヘルペス、水虫、便秘、下痢などです。糖尿病や心疾患、慢性疲労症候群になるリスクが高まるという報告もあります。
また免疫力が低下していると、病気が治るのに長く時間がかかります。

免疫力の症状 5選

  • 便秘・下痢

    体中にある免疫細胞の半分以上が腸に集まっていると言われています。
    原因はおもに疲れです。
    胃腸機能低下による消化・吸収・蠕動運動の働きが弱まることで
    排泄への負担が出ます。

  • 強い疲労感

    心肺機能や腎機能などの低下が回復しきれない疲労を生みだす。
    血液循環の悪化による酸素・栄養不足、血液老廃物の蓄積、
    発汗作用の機能低下による水分過剰などによって
    体の疲労回復が追いつかない状態が続き、慢性疲労となる。

  • 肌のトラブル

    免疫力低下による肌のバリア機能が弱まることで
    自分自身の皮膚が持っている常在菌(細菌)、紫外線などへの
    抵抗性が弱まりにきび・湿疹・かゆみ・肌荒れの症状が出やすくなる

  • 膝から下の強い冷え

    体温が下がる=免疫力低下
    体温が1℃さがることにより免疫力が30%下がると言われています。
    免疫力が弱まることで新陳代謝が低下し
    全身の血行障害を引き起こす可能性があります。
    特に下半身は浮腫みも生じやすいためより血液循環の悪化が長引くことで
    膝から下が異常に冷える・指先が常に冷たいなどの症状を引き起こします。

  • 不安障害
「病は気から」
ストレス→免疫力低下→自律神経が乱れる→精神的不安
一連の流れが考えられます。
いきなり免疫が低下することで直接「心」が病むことは
少ないと思われますが。
免疫力が低下することで外部刺激に反応しやすくなるため
身体にストレスを感じやすくなるため
ストレス対策=免疫力低下防止→健康な体へ
2024年08月03日
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