ips細胞 パーキンソン病 

パーキンソン病治療の新たな光が

数か月前にニュースとなりました。

安全性と有効性が示唆され

パーキンソン病で苦しむ患者さんへの希望になるか

今後に期待したい話が飛び込んできました。

2018年ips細胞を用いた世界初の治験が開始され

2025年4月国際的な科学雑誌に研究結果が掲載されました

内容は

7名を対象に内6名に有効性が診られた。

さらに6名の内、4名が動作改善・ドーパミン神経の活動が増加

重篤な有害事象の発生は見られず

パーキンソン病に対する臨床的有益性が示唆された内容でした。

現在

・薬物治療

・DBS(脳深部刺激療法)

・FUS(集束超音波治療)

・LCGC(レボドパ・カルビドパ配合経腸用液療法)

・ヴィアレブ(R)配合持続皮下注

・リハビリテーション

などが挙げられます。

しかしこれらの治療は根本的な改善とは言えず対処療法となり

症状の改善・緩和及び進行を遅らせる治療法に過ぎないと思われます。

鍼灸治療も同じです。

しかし、今回の内容は治験の全ての患者さんが劇的に

変化している結果ではないものの

治療の新たな選択肢になるかもしれないと期待する

内容でした。

服薬数の軽減・生活の質向上・病の完治に繋がることを

願うばかりです。

2025年05月07日