手の厥陰心包経 心包経の榮火穴
心包??西洋医学での考え方ではない
昔の方は、心に邪が当たれば死に至ると考えていました。
そのため、心包は心臓の保護器官と考え
心包は心臓の一部であり代行器官でもあると言えます。
直ぐに心へ邪気が行かないように常に保護しています。
心は「こころ」の蔵であるため。
感情・思考・意思・精神活動に非常に大切な働きをしている作用しています。
ストレスが続き精神疲労に陥ると心包経の流れが悪くなり
やがて自律神経が乱れ精神病に進行する恐れがあります。
そして、その反応が「労宮」が見られます。
緊張した際、無意識に手を強く握っていませんか?
強く握った指先が手の平にあたる場所が「労宮」です。
不思議ですよね!!
労宮の由来は所説ありますが、心労が宮(中心・中央・王朝)に集まる
という意味と言われています。
このツボは精神的な疲れを治すところとされています。
セルフマッサージでも行える場所なので是非
やってみる価値はあるかもしれません。