免疫力の低下症状

【免疫力】は、病気にならないように人を守ってくれている力です。
人が自分にとって有害なものを識別して排除していく防衛機構です。
免疫力が高い人であれば病気になりづらい傾向にありますが、免疫力が低下している方は
感染症を患ったり病気になったり体調を崩したりします。
病気や体調不良になるかどうかは、免疫力の強さが大きく関与していると言えます。

免疫力の低下により起こりやすい病気や症状には
癌の他にも各種感染症など、多々あります。
具体的には、帯状疱疹、結核、肺炎、歯周病、口内炎、口唇ヘルペス、インフルエンザ、感冒、突発性難聴、尿路感染症、カンジダ症、性器ヘルペス、水虫、便秘、下痢などです。糖尿病や心疾患、慢性疲労症候群になるリスクが高まるという報告もあります。
また免疫力が低下していると、病気が治るのに長く時間がかかります。

免疫力の症状 5選

  • 便秘・下痢

    体中にある免疫細胞の半分以上が腸に集まっていると言われています。
    原因はおもに疲れです。
    胃腸機能低下による消化・吸収・蠕動運動の働きが弱まることで
    排泄への負担が出ます。

  • 強い疲労感

    心肺機能や腎機能などの低下が回復しきれない疲労を生みだす。
    血液循環の悪化による酸素・栄養不足、血液老廃物の蓄積、
    発汗作用の機能低下による水分過剰などによって
    体の疲労回復が追いつかない状態が続き、慢性疲労となる。

  • 肌のトラブル

    免疫力低下による肌のバリア機能が弱まることで
    自分自身の皮膚が持っている常在菌(細菌)、紫外線などへの
    抵抗性が弱まりにきび・湿疹・かゆみ・肌荒れの症状が出やすくなる

  • 膝から下の強い冷え

    体温が下がる=免疫力低下
    体温が1℃さがることにより免疫力が30%下がると言われています。
    免疫力が弱まることで新陳代謝が低下し
    全身の血行障害を引き起こす可能性があります。
    特に下半身は浮腫みも生じやすいためより血液循環の悪化が長引くことで
    膝から下が異常に冷える・指先が常に冷たいなどの症状を引き起こします。

  • 不安障害
「病は気から」
ストレス→免疫力低下→自律神経が乱れる→精神的不安
一連の流れが考えられます。
いきなり免疫が低下することで直接「心」が病むことは
少ないと思われますが。
免疫力が低下することで外部刺激に反応しやすくなるため
身体にストレスを感じやすくなるため
ストレス対策=免疫力低下防止→健康な体へ
2024年08月03日