鍼治療を行うと、2つの変化が体に起こることで
筋肉が緩むと考えられています。
1.交感神経活動の抑制により筋肉が緩む。
(緊張が緩和され体の力が抜ける)
2.CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が感覚神経末端より
放出されることにより、血管が広がることで血流が良くなり筋肉が緩む
鍼を受けたことがある方にしか分からない感覚ですが
「鍼を刺したところが温かくなる」
「筋肉がほぐれる」
「体の力が抜ける感覚がわかる」
「すぅーとする」
「ぼわーんとする」
個々によって感じ方は、異なりますが
マッサージや指圧では体感できない
何とも言えない感覚であります。
しかし、痛み止めの薬・睡眠導入剤・精神薬など
神経の伝達をいじるようなお薬を摂取することで
鍼灸治療の効果が減少してしまいます。
それに伴い、体の緩む感覚が分かりづらいこともあります。
鍼治療とは神経刺激によって体を治癒する働きを高めるからです。
鍼灸治療で体の力がぬける、体がゆるむ
緊張がほぐれ、体が自然な状態に近づけてくれる治療が
「鍼」
是非体感して欲しい。