痛みや痺れが発症した際に、つい手がその場所にいくことがありませんか?
押さえたり・さすったり・つまんだり・叩いたり・時には湿布を貼ることも
あるかと思います。
これが「手当の」の初めであり
ツボ「経穴」もこのように発見されたものだと思います。
ツボは常に存在しているのではなく
病の状態によって初めて体表に現れるものです。
硬くなっている・へこんで力がない・ざらざらしている・つっぱている
手が指がとまる場所・ぐちゃっとしている・拍動しているなど
患者さん一人ひとりまったく異なります。
我々、鍼灸師は患者さんの体を診て、手で触り患者さんのツボを探していきます。
これが、反応点であり、診断点となり治療点になります。
ツボを見つけることで患者さんの体を治療することができます。
とても簡単でシンプルな治療方法です
そのため患者さんの病気・症状に関係なく治療が可能となるため
東洋医学は西洋医学では対応できない状態も治療できるのです。
わかってしまう。
「望んで之を知るを神と言う」
昔では顔を診てその人の疾病が分かる医家には、
最高の賛辞である神の称号が与えられています。
中国の歴代の史書には、そうした名医の話が数多く残されています。
私自身も、このように望診から患者さんの病を診ることができる
鍼灸師としてまだまだ研磨謙虚で精進しないとなりませんね……
望んで之を知るを神と言う
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