58歳 女性 肩石灰沈着性腱板炎

58歳女性 左肩石灰沈着性腱板炎

整形外科で診断を受け、当院へ受診されました。

石灰沈着性腱板炎とは…

肩の腱板(筋肉)に、
石灰(カルシウムの結晶)がたまり
強い痛みを伴います
原因不明の疾患とされています。


四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
の症状が出る方の多くは

・加齢に伴う動脈硬化
・肩、背中、首のコリによる肩甲骨の動きが低下する
・猫背・巻き肩による関節の動きが悪くなる
・内臓機能の低下
・表層筋と深層筋の摩擦

上記が一般的な原因ではないかと思います。
しかし、石灰沈着性腱板炎の症状が出ると
私自身の経験では血糖値が
高い患者さんが多い気がします。
実際に「糖尿病」「隠れ糖尿病」をお持ちであり
更に、右肩ではなく左肩を痛めるかたは
糖尿病の可能性が上がります。

何故でしょうか?

左に膵臓がありますね?

左下腹部は「瘀血」の反応、糖の反応??

今回の患者さんは数年前
右肩を同じ症状で痛めたため
我慢せず早めに治したいとのことで来院されました。

やはり体を診て血糖のお話をしたところ

糖尿病をお持ちでした。

患者さんの対処が早かったのか
1回の治療で痛みが緩和し
2回の治療で症状がかなり改善され
ご報告頂きました。


一般的に石灰沈着性腱板炎の症状は
良くなるまでに時間がかかります。
痛みが落ち着いても肩の動きが悪くなるため
早めの対処が重要です。
少しぐらいと……思って放置する
大変になる場合があります
少しでもおかしいなと思ったら

ご相談を‼

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2025年03月07日