12年の時を経て
12年前と同じ「馬」の字を、再び患者さんからいただきました。
あの頃の自分と今の自分。
環境も立場も、背負うものも変わりました。
それでもこうして、同じ一文字が再び目の前に現れる。
縁とは本当に不思議なものです。
最近、「こうしたいな」と心の中で思い描いていたことがありました。
まだ形にもなっていない、誰にも言っていない構想。
そんな時に、まるで背中を押すかのようなお誘いが偶然やってきました。
やはり、思いは言葉にしたほうがいい。
外に出したほうがいい。
周りから
「無理に決まっている」
「何を言っているんだ」
「変わっている」
そう言われることがあったとしても。
自分の軸は曲げない。
しかし、時代には柔軟に対応する。
頭が硬くなりすぎれば、
正しい判断も、進むべき方向も見失ってしまう。
赤ちゃんのように純粋な目で、
まっすぐ物事を見つめること。
松下幸之助さんは
「経営は90%が運、10%が方向性」と言ったそうです。
努力はしている。
いや、生きていること自体が努力の連続です。
しかし、努力したから成功できるとは限らない。
努力すれば必ず成功するなら、世の中は成功者で溢れているはず。
大事なのは、10%の“方向性”。
その瞬間に現れたチャンスを
掴むか、掴まないか。
その選択の積み重ねが、未来を変えていく。
今回、素敵な「馬」の字を書いてくださった、
長年治療を受けてくださっている患者さん。
いつも治療を通してだけでなく、
人生において大切なことを教えていただいています。
いくつになっても挑戦。
いくつになっても勉強。
12年の時を経て、
また同じような出会いに恵まれたことに心から感謝です。
ご縁を大切に、
これからも走り続けます。